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特定化学物質作業主任者技能講習 受験ガイド(随時実施)

最終確認日: 2026年7月30日

特定化学物質を扱う作業の作業主任者を養成する2日間の技能講習。試験ではなく修了試験に合格して修了証が交付される。

特定化学物質作業主任者技能講習の試験日程と試験概要

  • 随時実施

    試験日
    随時(全国の登録教習機関で年間を通じて開催)
    申込
    各登録機関に直接申込
    合格発表
    修了試験合格後に修了証交付
    受験料
    受講料は登録教習機関ごとに異なる(例: 静岡13,600円=テキスト代込/千葉・兵庫はテキスト代2,200円が別建て)
    注意
    都道府県労働基準協会などの登録教習機関が随時開催。定員は1回100名程度、受付開始は講習月のおおむね2か月前が目安。
これは試験ではなく技能講習で、2日間の講義を受けて最後の修了試験に通れば修了証が交付される(即日ではなく後日郵送)。労働安全衛生法に基づき特定化学物質を扱う作業では作業主任者の選任が義務づけられるため、化学工場・メッキ・半導体・塗装などの現場では実務上の必須資格になる。正式名称は「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習」で、石綿(アスベスト)作業主任者は別の講習。 日程と費用は全国一律ではなく、都道府県労働基準協会などの登録教習機関ごとに決まる。令和8年時点で各機関が公表している例を並べると、静岡県労働基準協会連合会は受講料13,600円(テキスト代・消費税込み)、千葉県労働基準協会連合会は受講料とは別にテキスト代2,200円(中央労働災害防止協会発行)、兵庫労働基準連合会もテキスト代2,200円。時間割も1日目9:00〜16:15/2日目9:00〜17:25(千葉)、1日目は17:40頃まで・2日目は16:30頃まで(静岡)と機関ごとに違う。定員は1回100名程度、受付開始は講習月のおおむね2か月前(千葉)。つまり実務上の制約は「安い機関を探すこと」ではなく「行ける日程の枠を早く取ること」にある。 受講資格の書き方も機関で分かれる。静岡は満18歳以上、千葉は「特定化学物質作業主任者選任予定者・四アルキル鉛等作業主任者選任予定者」と選任予定であることを掲げている。勤務先の指示で受けるのが標準的な導線で、個人が先回りして取っておく用途には向きにくい資格だ。

主催団体と難易度

主催団体
各都道府県労働局長登録機関
難易度
★★☆☆☆(やや易しい)
公式サイト
公式サイトを見る

効率的な学習法

修了試験の設計を先に知っておくと、当日どこに注意を置くべきかが決まる。千葉県労働基準協会連合会は合格基準を「各科目40%以上、かつ総合で60点以上」と公表している。実際に受講した人の記録(note・今野魁斗氏)では、全問マークシートで大問4題×各5問(1問5点)の100点満点、「60点以上かつ各大問2問以上正解」で合格、試験時間1時間・早期退出可。公表基準と受講者の証言は一致しており、総合点が足りていても1つの大問を丸ごと落とすと不合格になる形だと読める。 同じ受講記が書いている実態がもう一つある。「講師の方が『重要なのでアンダーラインを引いてください』と言ってくださるところから出題される」ため、そこを聞き逃さなければ難しくない、という点だ。裏を返せば、この講習で落ちる理由は勉強不足ではなく講義中の注意の切れ目にある。2日間の座学は退屈だと率直に書かれているが、アンダーラインの指示が入った瞬間だけは全部拾うこと。 内容として押さえるのは、第1類〜第3類の特定化学物質の区分と代表物質(ベンゼン・ホルムアルデヒド・クロム酸等)、管理濃度と許容濃度の違い、局所排気装置の型(囲い式・外付け式)、そして特定化学物質障害予防規則の数値規定(作業環境測定の頻度・健康診断の実施義務・記録の保存年数)。数値を含む規定は出題されやすいので、講義でアンダーラインが入った数字は必ず持ち帰る。

学習の進め方

通信講座で代替できる資格ではない。修了証は登録教習機関の講習を受けて修了試験に通ることでしか得られないので、市販のテキストや通信教育を先に買う意味は薄い。教材は当日配布される中央労働災害防止協会のテキスト(単体では2,200円)で足りる。 やるべき準備は勉強ではなく段取りのほうだ。開催機関は都道府県ごとの労働基準協会が中心で、受付開始は講習月のおおむね2か月前・定員100名程度。人気月は埋まるので、選任の予定が見えた時点で最寄りの機関の開催カレンダーを確認し、枠を押さえてから業務調整をする。費用も機関で差があり、受講料にテキスト代が含まれる機関(静岡13,600円)とテキスト代が別建ての機関(千葉・兵庫はテキスト2,200円)があるため、総額で比べること。

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