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毒物劇物取扱責任者試験 2026年 試験日程

最終確認日: 2026年7月30日

毒物及び劇物取締法に基づく国家資格。試験は都道府県ごとに実施され、試験科目の構成・出願方法・受験手数料まで実施県によって異なる。

毒物劇物取扱責任者試験の試験日程と試験概要

  • 神奈川県

    試験日
    2026年6月28日(実施済み)
    申込
    2026年5月8日 〜 2026年5月21日(受付終了)
    合格発表
    2026年7月22日
    受験料
    10,500円
    注意
    毒物劇物取扱責任者試験は都道府県ごとに実施・日程/受験料が異なる。これは神奈川県の実施分
  • 東京都

    試験日
    2026年7月12日(実施済み)
    申込
    2026年5月1日 〜 2026年5月19日(受付終了)
    合格発表
    2026年8月12日
    受験料
    12,900円
    注意
    毒物劇物取扱責任者試験は都道府県ごとに実施・日程/受験料が異なる。これは東京都の実施分
  • 北海道

    試験日
    2026年8月5日(実施済み)
    申込
    2026年4月7日 〜 2026年5月7日(受付終了)
    合格発表
    2026年9月11日
    受験料
    12,300円
    注意
    毒物劇物取扱責任者試験は都道府県ごとに実施・日程/受験料が異なる。これは北海道の実施分
  • 埼玉県

    試験日
    2026年12月13日
    申込
    2026年9月7日 〜 2026年9月18日
    合格発表
    2027年1月29日
    受験料
    11,000円
    会場
    埼玉大学(さいたま市桜区下大久保255)
    注意
    出願は埼玉県電子申請・届出サービスのみ。受験手数料の支払期限は2026年9月25日、受験票は電子交付(紙の受験票は送付されない)。試験科目は4科目すべて択一の筆記問題。
  • 全国の傾向(参考)

    試験日
    2026年8〜10月頃(都道府県ごとに異なる)
    申込
    各都道府県の日程に従い申込
    合格発表
    試験日から1〜2か月後に発表
    受験料
    都道府県により8,000〜15,000円程度
    注意
    都道府県単位で実施。合格証は当該都道府県のみ有効(一部例外)
都道府県ごとに年1回実施される国家試験で、区分は一般・農業用品目・特定品目の3種別(埼玉県受験案内・東京都保健医療局とも同じ3区分)。受験資格に年齢・学歴・経験の要件はなく、居住地の制限も公式の受験案内には書かれていない。ただし18歳未満の人、麻薬・大麻・あへん・覚せい剤の中毒者、毒物劇物または薬事に関する罪で罰金以上の刑を受けて3年を経過していない人は、合格しても毒物劇物取扱責任者になれない(埼玉県受験案内)。薬剤師と、高等学校以上で応用化学に関する学課を修了した者は、そもそも受験の必要がない。 この試験でいちばん見落とされるのは「同じ国家資格なのに中身が県ごとに違う」ことだ。令和8年度の公式受験案内を並べると、出願方法から違う。埼玉県は電子申請のみで、受験手数料11,000円をクレジットカードやコード決済で払い、受験票も電子交付。東京都は12,900円分の普通為替を郵便局で購入して願書と郵送する。手数料は神奈川県10,500円、北海道12,300円で、県をまたぐと2,400円の差が出る。 採点区分の書き方も県で揃っていない。埼玉県は令和7年度の基準を筆記30点満点の6割以上・実地10点満点の6割以上と、筆記と実地に分けて公表している。ただし「実地」という語から実験操作を想像する必要はない。埼玉県の受験案内は試験科目4つを「全て択一の筆記問題」と明記しており、東京都で受験した合格体験記(note・くろねこおばけ氏)も一般と実地を合わせて2時間のマークシート方式と記録している。実地は出題分野(毒物及び劇物の識別及び取扱方法)の呼び名であって、形式の話ではないと理解しておけばいい。 合格率も一律ではない。東京都(一般)の近年の推移を追った集計では令和6年度37.2%・令和4年度57.1%・令和3年度54.3%と、同じ都の同じ区分でも年度間で20ポイント動いている(資格の王道)。全国を横断した合格率は公表されていないため、他県の水準はそれぞれの県の発表を見るしかない。受験者の間では「都市部の県のほうが難しい」「埼玉県は問題数が少ないのに合格率が13.7%だった年がある」という体感も語られている(Yahoo!知恵袋、SAT株式会社の解説記事)。数字が揺れる理由の一つは相対評価の足切りで、埼玉県は令和7年度の合格基準を「筆記30点満点で6割以上、かつ各科目別で平均点を著しく下回らない」「実地10点満点で6割以上」と公表している。得意科目で稼いで苦手を捨てる戦略が使えないタイプの試験だ。

主催団体と難易度

主催団体
各都道府県(実施主体)
難易度
★★★☆☆(普通)
公式サイト
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効率的な学習法

受験する県の過去問を最優先で入手するのが定石だが、体験記を読むと「県をまたいで解く」ほうが実際には効いている。東京都で令和6年度に合格した受験者は、勉強開始が試験2週間前、教材は『毒物及び劇物取締法解説 第47版』(4,180円)1冊。関東圏だけでなく東北・北陸など他地域の実地問題まで解き、間違えた箇所を答えごとノートに書き写したと記録している(note・くろねこおばけ氏)。自己採点は一般45/50、実地20/25。 この人の時間配分がそのまま学習設計の答えになっている。法規は「3日もあれば9割近く取れた」、逆に毒物・劇物の性質は「完全暗記で、知らない物質が出てきたら終わり」で勉強時間の9割をここに費やしたという。法規(毒物及び劇物取締法の条文と施行規則別表第1・第2)と基礎化学は短期で仕上がる一方、シアン化物・農薬・有機溶剤などの性質・貯蔵法・応急措置は物質数がそのまま負荷になる。無知の状態から2〜3週間で仕上げるのは無理で余裕を見て2〜3か月という見方もあり(SAT株式会社)、必要期間は結局「化学の素地があるか」でほぼ決まると考えたほうがいい。 当日の運用も見落としやすい。東京都の会場は試験開始1時間前から開場、時計はスマートウォッチ不可の腕時計を持ち込む必要がある(同体験記)。埼玉県は紙の受験票を送らず電子交付で、受験番号を自分で書き留めておかないと会場で困る(埼玉県受験案内)。県によって当日の作法まで違うので、願書と一緒に受験案内を最後まで読むこと。

教材と学習の進め方

合格体験記で使われていたのは第47版だが、法令解説書は毎年改版される。買うなら最新版を。

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版が変わると条文の引用箇所がずれる。受験年度に合わせた版を選ぶこと。

この試験には大手の通信講座がほとんど存在しない。都道府県ごとに問題が違うため全国共通の教材が作りにくく、市販の法令解説書と県別過去問での独学が現実的な主流になっている。実際に短期合格した受験者も、法令解説書1冊(『毒物及び劇物取締法解説』4,180円)と他県の実地問題の解き込みで仕上げている(note・くろねこおばけ氏)。 独学が不安な場合の選択肢は、通信講座より受験準備講習会だ。1日または2日で法規と性質の要点を詰める形の講習を開く事業者があり、受験地の薬務課や都道府県薬剤師会の案内から探せる。判断の目安はシンプルで、化学の基礎(化学式・分子量・濃度計算・酸塩基)が既にあるなら独学で足りる。そこが白紙なら、独学期間を2〜3か月確保するか、講習会で最初の山を越えるほうが早い。教材費だけ見れば5,000円前後で足りる試験なので、費用よりも「申込期間を逃さないこと」のほうがはるかに大きなリスクだ。

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