試験カレンダーShiken Calendar

受験の準備 / 申込判断ガイド

給与計算と財務諸表、仕事で扱う数字から選ぶ

給与の計算実務を身につけたい人と、財務諸表から事業の状態を読みたい人では選ぶ検定が異なります。出題範囲・受験条件・日程・教材を比べます。

試験カレンダー編集部 · 公式情報の確認日

このガイドで決めること

職場で行うことが、給与・賞与の計算なのか、財務諸表の読み取りなのかを先に分け、必要な級と次の申込日を確認します。

01

毎月の給与を作るのか、財務諸表を読むのかを分ける

給与計算実務能力検定は、給与や賞与の金額を計算し、労務上の手続きを扱う実務知識を問います。ビジネス会計検定試験は、貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書などから企業の状態を読み取り、財務諸表を分析する知識を問います。業務の名前に「会計」が含まれるかではなく、職場でどの数字を扱うかから選びます。スマートフォンでは表を左右にスクロールし、担当業務と級ごとの範囲を比べられます。

職場で扱うこと検定で学ぶ範囲の例確認する検定・級
毎月の給与や賞与を計算する基本的な給与計算、社会保険手続、賞与計算、労働法令給与計算実務能力検定 2級
年末調整や複雑な給与体系を扱う年末調整、イレギュラーな賞与・退職金、年間の給与計算給与計算実務能力検定 1級
初めて給与計算の用語や流れを学ぶ給与計算の前提知識、社会保険手続の基本、実務用語給与計算実務能力検定 3級
基本財務諸表を読み、状態を説明する貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書と基本分析ビジネス会計検定 3級
連結財務諸表や企業分析を扱う連結財務諸表、キャッシュ・フローや損益分岐点の分析ビジネス会計検定 2級
開示資料や企業価値を詳しく読む会計基準、財務諸表の総合分析、企業価値分析ビジネス会計検定 1級

これは業務と出題範囲を対応させた比較です。検定の合格が採用や昇進につながるとは限りません。資格をどう扱うか、また実務でどの範囲を任されるかは勤務先の条件を確認してください。

02

受験資格と実施方式を確認する

給与計算実務能力検定は、1級・2級とも受験資格の制限がなく、下位級に合格していなくても受けられます。1級と2級は会場での筆記試験、3級は自宅で受けるWEB試験です。1級・2級は同じ日に併願できますが、扱う範囲と計算問題の形式が異なります。

ビジネス会計検定試験も学歴・年齢などの受験資格に制限がなく、希望する級から受験できます。試験は全国の指定会場で年2回行われ、隣り合う2つの級なら同日に併願可能です。3級・2級はマークシート方式、1級はマークシートと論述式です。試験時間は3級・2級が2時間、1級は2時間30分です。

受験資格や級の範囲は、給与計算実務能力検定の級別案内とビジネス会計検定の受験資格、級別の試験時間で確認します。

03

申込期間と試験日を仕事の予定に重ねる

給与計算実務能力検定の1級・2級は、2026年11月22日に全国29会場で実施予定です。FOSSYでのWEB出願は6月15日12時から10月14日23時59分までです。試験問題は原則として試験年度の公式テキストに準拠し、11月の2級は同年9月1日現在の法令等を前提にします。出願状況や会場の詳細は、1級の出願案内、2級の出願案内で確認してください。

ビジネス会計検定の第39回(2級・3級)は2026年10月18日に行われ、申込期間は終了しました。次の第40回は2027年3月14日で、1級から3級まで実施予定です。団体受付は2026年12月16日から2027年1月6日、個人受付はコンビニ決済が1月8日から1月24日、クレジットカード決済が1月8日から1月28日です。受験票で試験会場が案内されます。最新の日程と受験票の案内は試験日程・受験地を確認します。

給与計算実務能力検定3級はWEB受験(自宅随時)で、会場試験とは申込経路や出題形式が異なります。希望する級の方式と締切を確認してから、職場の繁忙期や必要な証明の提出日に照らします。

04

教材の版と、職場で必要な力を確認する

給与計算実務能力検定は試験年度の公式テキストに準拠して出題されます。購入や学習を始める前に、受ける回に対応する年度のテキストかを確認してください。11月の2級では法令の基準日も決まっているため、古い年度の資料にある法令情報をそのまま当てはめないことが大切です。最新の案内はFOSの2級公式ページで確認します。

ビジネス会計検定の公式テキストは、協会の教材一覧で級ごとに版と発行日が示されています。現在の掲載は3級が第5版(2023年3月)、2級が第6版(2024年4月)、1級が第4版(2026年4月)です。学ぶ級と試験範囲に合う教材を選び、必要なら公式過去問題集も確認してください。

職場で給与の計算や年末調整を担うのか、決算資料の読み取りや報告を担うのか、担当者に求められる作業を確認すると、検定の範囲を絞りやすくなります。ここでは税や社会保険料の個別計算方法は扱いません。

ビジネス会計検定の級別出題範囲と公式テキスト・過去問題集を確認してください。

条件が整理できたら、候補日を選ぶ

給与計算実務能力検定の日程・申込期間を見る →ビジネス会計検定試験の日程・申込期間を見る →

確認した公式情報

制度・日付の根拠は以下の公式案内です。準備の順序や比較の観点は、これらの条件をもとに当サイトが整理したものです。